リアイベ：人工島の戦い～当日を迎えて

玲「いよいよですね…」
瑚真「気をつけていこうな」

玲「吸血鬼の皆さん、見慣れない武器を持っていますね。日本刀や長剣とは違うような…？」
瑚真「あー、あれってレイピアじゃないか？ガンナイフにレイピア…そのへんが吸血鬼の装備なのか」
玲「なんだか格好いい…ですね～（じー）」
瑚真「（考えてる事が、わかる気がするぞ…）」

玲「如雨露や投げ枕ほどのインパクトは無いですけれど…ナイトメア適合者の方って、仕込み杖使えますよね」
瑚真「なんだか見た目の面白そーなのが、揃ってるよな」
玲「でもナイフやエアシューズは捨てがたいし…えぇとそれでも…」
瑚真「詠唱兵器の見た目に結構揺らぐよな、玲ちゃんは」
玲「（こうなったら…）このさい瑚真さんでもいいです。ジョブチェンジしませんか？」
瑚真「え、俺結社に入ってないぞ？」
玲「（にこにこにこ）きっと、似合いますよ～」
瑚真「……玲ちゃん……（困惑）」

何はともあれ、いよいよ戦いの始まりです。
良い結果に終わりますように…。

考えすぎとは思いますが…。


人狼さんの意識に働きかけているアレ、吸血鬼サイドの仕業だったら嫌ですね。

『一方的に』攻撃される吸血鬼と、攻撃する人狼。
他の組織から見て、どちらが同盟するに足るのか。

自らの勢力をより確実に守るために、戦いの犠牲すら見込んでのものだとしたら…。

以前『アルくん』は、吸血鬼側から人狼に戦いを挑む事は無い、といっていた気がします。
戦力的に人狼と拮抗していれば、『やりかえす』意思が生まれそうな気もしますが…。

単純に相性の問題なのか、それとも一時は互いに戦闘行為に持ちこんでいたのか。
組織として、人狼が吸血鬼よりも大きなものだとしたら、見過ごす事は種の滅びに繋がるはず。
よほどの戦力差があって、守りに徹しても構わないと判断しているのか…他に理由があるのか。
今回、銀誓館が戦いに介入したように、他の組織を引き込んで戦わせる意図があるとしたら…。

推測ばかりで考えすぎ、とも思います。
けれど私達の戦いは、単純に敵味方でくくれるようなものではない気がします。

かつて相手を私達の『敵』と判断して、土蜘蛛との戦いはあの結末に至りました。
そのせいか、色々と考えてしまいます…。


――けれど、戦いは始まりました。
いまごろあれこれ口にしても、はじまりませんね。

まずは銀誓館の仲間とともに、より良い決着へ導けるよう…戦うのみ、です。